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文章の書き方:第30回自分の意見がない→人の意見を引用する [文章の書き方]

作文や感想文、小論文でもそうですが、文章を書くとなると、自分の意見を書くものだというイメージを持っている人も多いと思います。

となると、「自分の意見がない」場合は、書くことが難しく感じるかもしれません。

それで困ったときは、自分以外の人だったらどう考えるかと想像してみましょう。

ジョン・レノン的に言うと、イマジンしてください、ということです。

自分の親、子ども、夫(妻)、兄妹、教師、生徒、隣人だったら、この問題(事象)についてどう感じるだろうかと考えるのです。

それは人間だけでなく、役所、企業、学校等組織単位の視点でも構いません。

「お役所的な発想ではそうなるけど、民間ではこう考えるよね」

ということがありますが、立場が違えば考え方も異なってきます。

どの立場にも偏らず、物事を公正に捉え観られる人が優れた人材だとみなされます。

悲しいかな、実生活では、あまりに公平を期そうとすると、煙たがれることもままありますが、さまざまな考え方ができることを示せば、評価は高まります。

「AとBどちらの意見も理解できますが、どちらかというと私は、Bと同じように考えます」

特に自分に強く主張したいことがない場合は、このように自分に近い意見を引き合いに出して、それに賛成を示す書き方をするのもありです。

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結論から書く|インパクトを与える文章とは [文章の書き方]


文章を書く際、文章のジャンルや、何をどう伝えるかにもよりますが、結論から書き始めるとわかりやすい文章になります。

小論文でも、「私は(筆者の)~という意見には賛成(反対)である。というのも、……だからだ」というように書き始める、と教わったことがある人も多いかもしれません。

結論から書き始めたほうがわかりやすい、ということもありますが、そのほうがインパクトを与えやすい、ということも理由の一つとしてあります。

映画やドラマでも、物語の冒頭にクライマックスシーンの一部が登場することがありますよね。

いきなり人が撃たれたり、刺されたり、凄絶な爆発が起こったりするシーンを見せられれば、「何だ、どうした? これからどうなるんだ」と、興味がそそられます。

見る側は、どのような展開で、そのようなシーンに至るのかと想像し、結末を予想します。

良い意味で予想を裏切る展開であると、「ほほう~、なるほどね」と、高い評価を受けたりします。

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文章の書き方:第29回書くコツ-テーマを設定する [文章の書き方]

読書感想文でも修学旅行の感想文でも、「感想を書け」と言われても困る人も多いと思います。

文章を書きやすくするための方法を一つご紹介します。

それは、テーマを設定することです。

私は、大学に入るまで特に書くことに興味を持ったことはなく――日記を数か月間、書いた記憶はあります――どちらかと言うとなるべく早く片付けてしまいたいというタイプの人間でした。

作文でも小論文でもあまり深く質を追求することはなく、必要な文字数に達して、相応の点数なり評価なりがもらえればそれでいいと考えていました。

小論文に関していうと、高校時代に学校を通じてクラス全員が受けた通信制の小論文テストで、一度高い評価を受けたことがあります。

担任の先生が、クラス全員の前でその小論文で高評価をもらった生徒の名前を順に読み上げ、そこに私も含まれていたので、いい気分になったことがあります。

しかもその時、なぜか一度もしゃべったこともない、少し不良っぽいところがあるクラスメートのM君に私の書いた小論文を「ちょっと見せてくれ」と言われ、差し出すと「オー○○君すげー」というようなリアクションをもらったことを覚えています。
私以外にも評価が高いクラスメートはいましたが、なぜか(席が後ろのほうで若干近かったことはありますが)、私と別の友だちがいるところにつかつか歩いてきて、そのような言葉を不意に投げかけてくれました。その場にいた私の友だち2人もあまりに意外で面食らっていたように見えました。

しかし大学では、高校の小論文とは比べ物にならないほどの文字数が要求される課題もあり、辟易させられることもありました。

そうはいっても、文学部でしたし、文学部の学生が書かないで、書けないでどうするんだという話です――文学部だから皆、文章を書くのがうまいというわけではありませんが。

大学2年の後期だったと思いますが、アメリカ文学の作品を読み感想を書けという課題がありました。

授業中と授業の合間を縫ってルーズリーフに感想の下書きを書いていると、ふと「いくらでも書ける」と感じる瞬間がありました。

その課題に手をつける前は特に意識していなかったのですが、テーマを設定すれば書きやすいんじゃないかということに気づきました。

そのときに私が設定したテーマは「犠牲」でした。

詳細は省きますが、作品を読んでいて、主人公が払った犠牲は大きかったなー、色んな犠牲があったなー、と感じて、どんな犠牲があったかを一つ一つ取り上げて、それについて分析なり考察なりを書いていってみようと思ったのです。

この、当時の自分自身にとって実験的な試みが功を奏し、長い文章を作り上げることに成功しました。

あらかじめテーマが設定されてる課題もありますが、テーマがなければ自分で作れってことですね。

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文章の書き方:第28回文章のつなぎ方、文を一つにまとめる [文章の書き方]

文章を書いていて、文章のつなげ方が難しいと感じる人が多いようです。

これで解決します、と一口に言える方法があるわけではないのですが、一つヒントを提示できます。

それは、今あなたが目にし、書きあぐねている文とその前の文、あるいはその次の文を一つにまとめられないかとチェックをしてみることです。

文を長々と続けて書くよりは、文字数の少ない短い文のほうが簡潔で読みやすいところはありますが、「そして」や「しかし」など接続詞を多用して短い文ばかりを連ねても、散漫な印象を与えてかえって読みにくくなる場合があります。

毎回接続詞を使用すればよいというわけではありません。むしろ接続詞がないほうが簡潔になりよい場合もあります。

次に何を書いたらよいか浮かんでこないときは、文のつながりが悪いことが原因となっているケースもあるので、悩んだら書いた文章を読み直し、

「この文と次の文は一つにしたほうがわかりやすい」

と感じる箇所を探してみましょう。

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文章の書き方:第27回「婉曲」(えんきょく)使い方 [文章の書き方]

「婉曲」(えんきょく)という言葉があります。

Googleで検索してトップに表示される解説を見ると婉曲とは、

「表し方が、遠まわしなこと。露骨にならないように言うこと」

とあります。

直接的に表現しないのは日本人ならではと思われがちですが、実は英語でも、特にフォーマルな場面では直接的な表現は避けるのが一般的です。

それはさておき、文章を書いていて思うのは「~だ」「~です」と言い切れることというのは、実は少ないんじゃないかということです。

例えば、空気に酸素が含まれていて、地球が太陽の周りを回っているのは、今では科学的、天文学的に証明され得るものなので言い切ることができますが、自分が知らないことであったり、事実関係が明らかでなかったりすることに対しては、「~と思います」「~と感じます」といったように、推測や感想を述べることくらいしかできません。

例がないと難しいですが、事実関係がはっきりしていること以外の場合は、以下のように断定を避ける言い回しを使うといいですね。


「~と思う(と思われる)」
「~と考える(と考えられる)」
「~と想像される」
「~と想定される」
「~ものと思う(と考える)」
「~と感じる(と感じられる)」
「~と推測する(と推測される)」
「~と推察する(と推察される)」
「~と考察する(と考察される)」
「~と分析する(と分析される)」
「~と捉えられる」
「~と言える(言うことができる)」
「~ではないか」
「~だろう(でしょう)」
「~じゃないか」
「~ありやしないか」
「~であろう」
「~という面がある」
「~という部分がある」
「~ところがある」
「~というところがある」
「~ときがある」
「~ことがある」
「~という場合がある」
「~(し)がちである」
「~の傾向がある」
「~という向きがある」
「~のよう」
「~のような」
「~というように、~というような」
「~といったような、~といったように」
「~という風な、~というふうな」
「思うに~だ(である)」
「~かもしれない」
「~の可能性がある」
「~は7割くらい(だろう)」←おおよその割合を示す

どの言い回しをよく使うか、使わざるを得ないかというのは、書く文章のジャンルにもよると思いますが、いずれにしても、同じ言い回しはできるだけ連続して用いないようにします。

日本語だけでなく、英語の助動詞や副詞を勉強すると、この辺りの微妙な婉曲や推測の表現に対する理解が深まるので、英語を勉強してみるのもよいかもしれません。

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文章の書き方:第26回 二重括弧(『』)を使用するケース [文章の書き方]

カギ括弧の中にも、普通のカギ括弧(「」)と二重カギ括弧(『』)があります。

二重カギ括弧を何気なく使用している人もいるかもしれませんが、二重括弧にもルールがあります。

二重カギ括弧を使用するのは、次の2つの場合です。

1.書名・雑誌名・新聞名・芸術作品(映画、演劇、楽曲、彫刻など)を括る

 例:『吉田茂伝』、『読売新聞』、『ベートーベン交響曲第9番』

2.会話文の中で、別の会話文を引用するなど、カギカッコの中でさらにカギカッコを使いたいときに使用します。

「彼は『足が痛い』と言っていたよ」

ちなみに、1.の「著作物等のタイトルを二重鉤括弧(『』)でくくる」というルールは、英語翻訳の勉強をしていたときに知りました。

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文章の書き方:第25回文末表現の工夫「である,だ,のだ」 [文章の書き方]

文末の表現方法に悩んでませんか?

断定調(常体)の通常の文では、「~(の)である(のであった)」「~だ(だった)」「~のだ(のだった)」これらのいずれかになることが多いですね。

同じ言い回しを連続して使用するのはなるべく避け、上のような表現をローテーションするとよいでしょう。

ただし「~のだ」は、読み方によっては筆者の少々強めの主張が感じられることもあるので、少し注意が必要です。

前述の文末表現だけであると、選択肢が限られて、冗長になってしまう可能性がありますが、他に、「~だろう」「~ではないか」「~で(は)なかろうか」「~と推察(推測)される」「~と思う(思われる)」「~と考える(考えられる)」といった推量で締めるパターンもあるので、ヴァリエーションは意外に豊富です。

文末表現を工夫しましょう。

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文章の書き方:第24回ですます調(敬体)である調/断定調(常体)を統一する [文章の書き方]

一つの文章の中では文体を統一します。

文末を「~です」「~ます」といったですます調(敬体)か、「~である」「~だ」という断定調/断言調(常体)にするかを書く前に決めます。

どちらが適切であるかは、文章の内容にもよります。

一般に論文、新聞等は断定調(常体)を用いますが、企業団体等が顧客に向けて書く文章はですます調(敬体)、つまり丁寧語であるのが普通です。

ネットでは、読者との交流を深めたいと考えているようなサイトでは、ですます調(敬体)で書かれていることが多いです。

政治やさまざまな社会問題などについて自分の意見をズバリと主張している人は、断定調(常体)で書くケースがほとんどですね。

たまに、この断定調(常体)とですます調(敬体)を混ぜあわせながらも、自然な形で文章を書く作家やライターがいますが、これには少々テクニックが要ります。

書いている本人は特に意識していないのかもしれませんが、文章作成に小慣れているからできる芸当ともいえます。

ですので、一般の書き手は、ですます調(敬体)か断定調(常体)か、どちらか一方に統一したほうが無難でしょう。

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文章の書き方:第23回客観的事実などは「~と思います」でなく「~です(だ、である)」と言い切る [文章の書き方]

文末を「~と思います」で締める書き方があります。

書き方というほど大げさなものではありませんが、話をするときにも「~と思います」はよく使用されます。

断定を避けたり、相手にぶしつけで直截的な印象を与えたりしないように、「~と思います」と言うことがあります。

しかし、あまり「~と思います」「~と思う」を多用すると、読み手に、この筆者は自信がないのでは? などと思われる可能性があります。

私も書いた文章を読み返すと、文末が「~と思います」ばかりになっているのに気づくことがあります。

そういう場合、「~です」「~だ」「~である」と言い切っても、それほど問題ない箇所については適宜修正を加えます。

多くの読者は、多少ハッタリがあったとしても、

“これであなたはモテるようになります!”

というように断言する文章に惹かれます。

もちろん、誇大広告は違法なので、注意は必要です。

毒舌と言われ、煙たがれることもある作家やタレントがいますが、その一方で、そういう人たちには不思議と多くのファン、フォロワーも存在します。

ほとんどの人は、どっちつかずというのを好まず、イエスかノーか白黒はっきりした状態を好みます。

あえて毒舌になる必要はありませんが、客観的事実など言い切ってよいところは、「~です」と断言しましょう。

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文章の書き方:第22回 助詞「~の」連続は避ける [文章の書き方]

文章を作成するにあたり、助詞「~の」は、あまり連続して使わないほうがよいとされています。

たとえば、以下の文(例文の内容自体に意味はありません)、

 近所のレストランのテーブルの上にひじをつきながらコーヒーを飲んだ。

では、「の」が3回続きます。

訂正すると、次のような文が考えられます。

 近所にある(近所の)レストランで、テーブルの上にひじをつきながらコーヒーを飲んだ。

2回までなら、「~の」を使ってもよい、という説もあります。

なにか冗長である、と感じたら「~の」が多用されていないか見直してみましょう。

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